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キャンプの先生



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『保護者向けセミナー』

岡山にて、管理栄養士であり、OSK SPORTS CLUB 
健康づくり事業部プログラムチーフである安藤裕美先生と、
今回のキッズキャンプナビゲーターであり、
岡山県出身の2大会オリンピックメダリストである有森裕子を
講師として迎え、子ども達がたくましく成長していくために
必要な「こころ」と「からだ」を元気にする食事のとり方に
ついてお話していただきました。


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■有森裕子の考える食事の重要性について
幼稚園の頃は、一番好き嫌いが多かった時期でした。
母が栄養士の免許を持っていて、食事のことに関しては
すごく厳しかったです。
当時、母は私が食べれないものなどを、ジュースにして
おいしく食べれるようにしてくれたりしました。
特に成長期の食事には栄養面など、バランスのいい食事を
出すように気をつけてくれました。
おかげで、今では食べれないものはありません。

○食の大切さを実感!
マラソン(長距離)選手の骨密度は老人以下というのが
ほとんどです。
バルセロナオリンピックが終わってメディカルチェックをした際
「未だかつて長距離の選手で、こんな骨密度の人は
見たことがない!!」
と医者に言われるほどの結果だったのです。
骨密度は短期間に増えるものではなく、10年前の食事の
影響が出てくるそうです。
医者から「お母さんに感謝しなさい」と言われました。
好きなものを食べさせることと、必要なものを食べさせる
ことは違います。
例えば、トレーニング後30分以内におにぎりなどの炭水化物を
とることが大切など、食べるものにはちゃんと意味があり、
出したものには意味があるということを子どもに理解させる
ことが大切です。

■子どもの食生活について考えましょう!
OSK SPORTS CLUB 安藤裕美先生

食事・運動・睡眠の3本柱のライフスタイルは
私たちの健康にとって非常に重要なものです。
日常の生活習慣は健康に大きく関ります。
現代社会においては「夜型生活」「好きな時に好きな食べ物を
好きなだけ食べる習慣」など基本的な生活リズムができていないと
思われる子どもが増えてきています。
このような適正ではない食生活が小学生の生活習慣病予備軍や
精神的なイライラ感を引き起こしているようです。

○現代の子どもの食生活で気になること
1、偏食や間食が多い
2、朝食を食べない
3、肉類を好む、食物繊維不足
4、加工食品の味を好む
5、一人で食事をする

■良い生活習慣は家庭から
食べ物の好みは、小学生くらいまでに覚えた味によって
決まると言われています。
食事の時間は、食べ物の話をする絶好の機会です。
料理の味や食材を覚え、その食べ物が体にどういう
働きをするのか知るのは食事以外にはあまりできません。
成長にあわせて食の情報を与えていくことにより、
子どもは食べ物を選択する目を養い、
食の幅が広がっていくことでしょう。

○子どもと食べ物の話をしよう!
1、手伝いをしながら
ただ出されたものを食べるだけでなく、一緒にスーパーへ
買い物に行ったり、料理をしたり、お皿をだす、
皿を洗うなどで自分が食事に関わっているのだと
意識させることが重要です。
2、食卓はコミュニケーションの場
栄養バランスのよい食事でも、一人で寂しく
誰とも話すことなく食べると味気ないものになって
しまいます。楽しい雰囲気で食べると食べ物の
消化吸収率もアップしますし、親子の心が通い合います。
「この料理には、こういう栄養と働きがあるんだよ」、
「今日の食事は、この栄養が足りないよ」など、
食についての話が出きるとベストですね!

○偏食をなくし、好き嫌いをなくそう!
偏食を続けると脳に必要なエネルギーが不足し、
こころが不安定になり感情のコントロールができず、
ちょっとしたことでもカッとなりやすくなります。
脳は身体に占める体重の割にはたくさんの
エネルギーを必要とし、そのエネルギー源は
グルコースという糖分です。
グルコースは肝臓に貯蔵されますが、
その量には限度があり、順調に脳へ栄養を供給する
ためには規則正しい食事をとることが必要です。
偏食をなくし、いろいろな食品をとることで一日に必要な
ビタミンやミネラルも摂取できます。

有森さんのお母さんが努力されたように苦手なものを
細かく刻んだり、すりおろして気づかないうちに口に
入るような調理面での工夫も栄養素吸収という
意味では良いと思います。
※好き嫌いをなくすために・・
最近は身近で野菜の栽培を見ることも少なく、
作物に対する興味・関心が薄いようです。
家庭でピーマンやトマト、きゅうりなどを栽培し、
野菜のできる過程を一緒に観察してみてはいかがでしょうか?
自分で育てた野菜は大事に食べるものです。

○朝食を必ず食べよう!
朝食を食べない子どもが増えています。
「時間がない」「食欲がない」が大半の理由ですが、
朝は一日のうちで一番重要な食事です。
栄養不足になっている脳に栄養を補給し、
体温を上昇させ、活発に元気よい一日にしていきましょう。
食欲がない時には、バナナやヨーグルト、
小さなおにぎりでも良いです。
大人自身が朝食の大切さを認識し、
気をつけていきたいものです。

※食べること・料理することと脳の関係
食事することで料理を味わい(味覚)、料理のにおいを
嗅ぎ(嗅覚)、盛り付けではいろいろな色の野菜や
料理を使います(視覚)。
料理する時には材料を洗ったり調理したり(触覚)、
いろいろな色の材料(視覚)を使います。
このように五感すべてを使うことで脳を活性化
させることができます。


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■質疑応答
Q:おかずをあまり食べずに、ごはんばかり食べるのですが、
どうしたらいいですか?
A(有森):キャンプ中、御飯だけ食べて、おかずを食べない
子どもが何人かいました。
子どもが家で好きなものから食べておなかいっぱいになってしまい、
必要なものが食べられなくなることが原因ではないかと考えられます。
おすすめは、バランスよく食べる「三角食べ」です!

※有森流!残さずに食べさせるポイント
ひとつの会話例です。
親:「今日運動では、どこの筋肉使った」
子ども:「ここの筋肉かな」
親:「運動することでここの筋肉は壊れてるんだよね」
  子ども:「うん・・」
親:「ここの筋肉をなおすためには、これを食べないと
  治らないよ!」
親:「だからこの料理を食べて、明日も思いっきり動こうね!」
  などと意味を教えることが大切です。
その他の会話例として・・
・野菜は繊維質。繊維質は肉類を分解するために
必要なものだよ!
繊維質をとらないと肉類を分解できないから体に残って、
おなかが出てくるよ!(食べ物の役割を伝える)
・これを食べないと明日がんばれないよ!
今まで、こういった説明を受けて食べなかった
子供はいません。
※ただ「残さず食べなさい!」では、子どもは
なかなか食べません!
食べたものは、体に蓄積します。体に入れるものは、
お母さん達にも知識をつけてもらうことも必要ですが、
子ども達にも知識を持たせることも大切です。


Q:いつごろから「食」に関心を持ち始めましたか?
A(有森):高校時代、貧血がひどかった時期がありました。
医者に相談したところ、鉄分を吸収しにくい体と教えられました。
それがきっかけでなんとかできないか自分で考えました。
この運動の後には、何を食べればいいのかいろいろ勉強し、
自分の体で体験していきました。
 それから、栄養士である母に話を聞くようになりました。
 特に、アスリートは薬を飲めない(ドーピングで引っかかるため)
ので食事面で栄養をとるように気をつけていました。
子どもには、病気やけがなどマイナスのことが起こった時に、
食事の大切さについて教えることが大切です。


Q:お手伝いをすることは重要ですか?
A(有森):手伝いは重要だと思います。
私は手伝いをすることで、調味料を使うタイミングがいつなのか、
なんでいろいろな料理が出てくるのか、少しずつ食に対して
興味を持っていきました。
食のことに関心を持つことで、段取りすることや、
準備などすることの大切さを理解でき、それが脳の
活性化や五感の活性化につながるのではないかと
いわれています。
親ががんばるだけでなく、子どもと一緒に食について
考えることが大切です。

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【主催】

キッズスポーツキャンプ実行委員会

【特別協賛】


小学館

小学館集英社プロダクション

【協賛】


(株)栄光スポーツ

(株)大手饅頭伊部屋

広友ホールディングス(株)

(株)山田養蜂場

青木酒造株式会社

ブルーダイヤモンド アーモンド グロワーズ日本支社

【後援】

岡山県/岡山県教育委員会/(財)岡山県体育協会/岡山市/岡山市教育委員会/岡山市体育協会/RSK山陽放送/山陽新聞社
新潟県/新潟県教育委員会/公益財団法人 新潟県体育協会/南魚沼市/南魚沼市教育委員会/南魚沼市体育協会/新潟日報社

【協力】

赤穂化成株式会社
カゴメ株式会社
カバヤ食品株式会社
株式会社城山
株式会社トンボ
B-Rサーティワンアイスクリーム株式会社
株式会社ヒーロー
株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブ
株式会社モリ・フロッキー
両備グループ
IPU・環太平洋大学
倉敷芸術科学大学
学校法人 就実学園
ブルボン株式会社
上越教育大学